そんなに重要?招待状の差出人

Wedding2015051101

結婚式のような行事には、慣習やしきたり、マナーといったものが多々あります。
ですがそういったものは、時代とともに移り変わっていくため、世代間で感覚が異なってくるものです。
そのため、新郎新婦とのちょっとした意識の違いが、両親とのトラブルの種になるという経験をした方は多いのではないかと思います。

本日は、「結婚式の招待状」についての意識の違いからお義父様とのトラブルを経験した、新郎様の海野さん(仮名)からの体験談をご紹介します。


私が結婚をしたのは、妻が34歳、私が39歳で、お互い遅めの結婚でした。
お互いの両親が既に定年退職後であったことと、どちらもいい歳だったこともあり、結婚式や新婚旅行などの費用は我々新郎新婦のみで負担しました。

式場選びから始まって、式の日取りや会場、食事、引き出物、その他オプションの選択、披露宴で流すオリジナルBGMの作成など…。
式の準備はやはり色々と大変でした。
何とか結婚式・披露宴ともも無事に終えることができたのですが、1つだけ、妻の父親とちょっとしたトラブルがありました。

それは、結婚式の招待状の「差出人」の書き方についてでした。

差出人の名前は、新郎新婦の名前とする場合と、
例) 山田一郎 木村花子
両家の父親と新郎新婦とする場合がありますが、
例) 山田太郎 長男 一郎 木村太郎 長女 花子

私たちは特に他意もなく、新郎と新婦の名前のみにしていました。
しかし、招待状のサンプルを見た義父が「これはおかしい」とクレームをつけてきたのです。
それを聞いた妻が、それほど大した話でもないと思ったのと、
「別に両家の両親から挙式の費用負担をしてもらっているワケでもないので、差出人名なんてどうでもいいじゃん!」
といったことを、うっかり義父に話したら、かなり激怒されたそうで……。

正直に言うと私からしても、自分たちだけで費用負担したって気負いも少しはあったため、
「差出人の名前に両親を入れなくても問題ないだろう!」
と思っており、納得はできませんでした。
しかし、最初から妻の父親と揉めるのも宜しくないため、結局は差出人名は、両家の父親を記入するパターンとしました。

挙式も無事終えて最終的な気持ちとしては、結婚式は両家の親と新郎新婦が、出席者をお迎えして執り行うものだったということ。
差出人の名前に両家の代表である父親の名前を入れるのは、やはり当然のことなんだな……と思い直しました。
義父の気持ちはそこにあったのだと思います。

誰がお金を出したのか、なんて、いい歳をしてつまらないことにこだわっていたな……と、自分自身の幼さを反省しました。


<今回のケーススタディ>

海野さん、ありがとうございました。

結婚式・披露宴の招待状
現在では式・披露宴の主催者として新郎・新婦が差出人として送る例が多くなっています。
しかし、かつては結婚式は「家と家との結びつき」という意味が強かったため、新郎・新婦それぞれのお父様が両家の家長として主催者となり、招待状の差出人となるのが一般的でした

海野さんのケースではこの意識の違いが、トラブルの種となってしまいました。
細かいことではありますが、やはりこういったことは新郎・新婦それぞれが両親の考えをよく聞いておくことが必要ですね。

特に、ゲストに親族が多い場合については差出人のことをよく考慮する必要があるでしょう。
結婚式・披露宴に招く親族、中でも新郎・新婦の祖父母やおじ・おばは、ご両親から見れば父母・兄弟姉妹となります。
そのため、結婚する2人よりもご両親から招待するのがより自然な形になると思います。

また、職場関係者、特に上司など目上の方を招く場合にも、昔ながらのマナーにのっとりご両親の名で招待状を送ると無難かと思います。

一方、新郎・新婦のご友人などは直接2人から招待状を出すのが自然です。

このように、宛先によって差出人の名前を変えても良いでしょう。
その場合は、招待状の本文も差出人の名前に合わせて変更する必要があります。

もちろん、新郎・新婦のご両親が特に気にしないということであれば、2人の名前だけを差出人としても問題はありません。
重要なのは、あらかじめご両親とよく話し合うことです。
招待状の差出人だけでなく、親族からのゲストの交通や宿泊の手配、貸衣装やヘアセットの用意についても、相談しておくと話が進めやすくなるでしょう。

「親から口出しされる」という意識ではなく、「親に頼るべき事柄は頼る」という気持ちで、何事も相談できるといいですね。

<今日の一言>
親に甘えるのはこれで最後。頼れることは頼ってしまおう

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この記事の著者

tamaライター・編集

ライター兼編集手伝い
2015年2月に、準備期間2ヶ月という超特急結婚式を終えたばかりの新人。
趣味はネトゲとTRPGとプリザーブドフラワー。
(写真は手作りのフラワーリングピロー)

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