ベテランプランナーがまさかの失態!ビデオ撮影にまつわるトラブル

ビデオ撮影に纏わるトラブル

結婚式本番は、新郎新婦にとっては緊張もあり、
「なんだかあっという間に終わってしまった…」
という感想を持つ方も多いのではないでしょうか。

最近は写真だけでなく動画撮影をする新郎新婦も多く、結婚式のあれこれをゆっくりと振り返ることができて、とてもいいものです。

そんな大切な記念になるはずのビデオ撮影に纏わる、業者とのトラブル
体験談を新婦様の妙子さん(仮)から投稿していただきましたのでご紹介します。


結婚式の準備を始めて、まずは式場から…とブライダルカウンターへ紹介をお願いしたところ、とても素敵な式場が見つかりました。

予算やプランなど、色々な点が気に入りましたが、一番の決め手になったのは担当してくださったプランナーの方。
実はこのプランナーさんがその式場の支配人で今までの実績もあり、とても気さくな方で
「この方だったら色々相談できそう」
人柄にほれて
何の迷いもなく旦那とそこに決めました。

式直前まで仕事をしていた私たち夫婦は、忙しくて月に1回か2回しか式場へ行けず、準備がなかなか進みませんでした。
そんな私たちのために、プランナーさんは時間をとって一生懸命対応してくださりました。

打ち合わせ時は、一つもトラブルはなく順調に進んで当日を迎えました。
当日はもちろん大成功で、出席者の方たちにもとても喜んでいただいて、プランナーの方も一緒になって涙を流しくれました。

その後すぐ新婚旅行へ行き、プランナーさんへお土産を持っていきましたし、プライベートでも一緒に食事に行くようになりました。

しかし…ある日気づきました。

結婚式のDVDが届かない…。
同じ月に式をあげた友達はすでに手元にあるとのこと。

「もう少し待ってみようかな」
と思い、それから約1ヶ月。
式からすでに半年近くたっていました。

プランナーさんに連絡すると
「すぐ確認します!でももう届いてないとおかしいんだけどなー」
とのこと。

30分ほどしてプランナーさんから連絡があり出てみると今まで聞いたこともないような声で
「あの……あの……」

を繰り返すばかり。

「もしかして撮れてないってことはないですよね?」
と言ってみると、返事がない。

この瞬間、一気に涙が出てきて私もどうしていいのか分からず、
「とにかく本当に撮影されていないのか何度も確認してください」
と伝え電話を切りました。

よく考えるとカメラを持ったスタッフさんが式の途中もいたぞ?きっと大丈夫!!

そんな期待もむなしく、
「やっぱり動画は撮影できていません」
との返事。
私が覚えていた撮影スタッフさんは、写真撮影のみとのことでした。

その日の夜、プランナーさんが自宅へ謝罪へ来ました。
原因としては

  • ペーパーでの注文がなく口頭でしか伝えていなかった
  • 式の開始時に撮影スタッフに確認をしていなかった

プランナーさん土下座してました……。大人が土下座するの始めてみました。
ただ、撮影そのものがされていないので、もうどうすることもできない…。

今までの仲の良さもあって、私も旦那も責めることができずどうしていいかわからずにいると
「これは謝罪の気持ちです、もちろん自腹です」
と茶封筒を……。

でも受け取れませんでした。
お金で解決したくなかったというか、それですっきりできないと思ったからです。

結局、静止画をつないでDVDにしてもらい、多少の返金があってプランナーさんは転勤となりました。

本当に、式の後にこんなことがあるとは思わなかったので衝撃的でした。


妙子さん、ありがとうございました。

お気持ちお察しします。
お話から察する限り、担当プランナーさんや式場側も決して適当に仕事をしていたわけではなく、熱心に取り組んでいる中での「うっかり」であったのだと思います。
それだけに、気持ちのやり場もなく、お二人には辛い体験であったでしょうね。

妙子さんの担当プランナーさんのしてしまったような「うっかり」からくるヒューマンエラー(人為的ミス)は、誰にでも起こりうるものです。
しかし、結婚式は一生に一度のこと。
後から謝罪してもらっても返金してもらっても、そこでの「うっかり」は取り戻すことができません…。
だからこそ、プロである業者側が細心の注意で仕事をするのはもちろんのことですが、顧客側としても十分な予防策を行っておきたいものです。

そこで本日は、顧客側としてできるヒューマンエラー予防策について考えたいと思います。

まず、このようなヒューマンエラーが起きる原因は、何でしょうか。

  • 作業中に他のことに注意をとらわれてしまった
  • 「頭で覚えておこう」と思ってメモを取らなかったため、忘れてしまった
  • 相手が確認しているだろうと思って、自分が確認することを怠った

上記のような理由は、典型的なヒューマンエラーの原因です。

これらに共通する要因は
「やるべき手順を省略してしまった」
ということです。

業務として何度も経験してきた業者側こそ、「慣れ」のためについやってしまいがちな失敗の原因でもあります。

そこで、顧客側としては、下記のことを徹底するようにしましょう。

  1. 打ち合わせしたことは全て文書化してもらう
    打ち合わせで決まったことは毎回、見積書を作成してもらい、保存しておきましょう。
    そうすることで書面として記録することになり、忘れてしまうことを防止できます。
    また、よくありがちなで
    「言った・言わない」
    のトラブルの防止や、
    「いつのまにか料金が想定外に高くなっている」
    などといったトラブルになることも回避できます。
  2. 文書化したことは項目の一つ一つについて担当者と確認する
    見積書の項目一つ一つについて、自分の考えていることと担当者さんの認識に差異がないか、具体的な内容を確認しましょう。
    「写真撮影」は項目にあったけど「家族写真」はそれに含まれていなかった…
    などという失敗も、よくある事例です。

    また何か分からないことがあった場合は、必ず分かるまで質問しましょう。
  3. 新郎と新婦でもダブルチェック
    新郎様は、結婚式の細かい内容についてあまり関心がないという人も多いかもしれませんね。
    しかし、多大な時間とお金をかけて行う重要なイベントである結婚式です。
    万が一の無いように、新郎と新婦2人でそれぞれに
    「何か忘れていることはないか、漏れはないか」
    と確認するようにしましょう。

上記のことを徹底すれば、「うっかり」からくるミスをかなり防止できると思います。

しかし、それでも問題が起こってしまう場合もあるかもしれません。
その時は、しっかりとクレームを伝え、適切な額の返金を受けた上で円満に解決することを推奨します。

ただし、妙子さんの場合のように、担当者からの個人的なお詫びのお金などは受け取らないのが正解であると思います。
あくまでも結婚式場という企業との契約上の問題ですので、担当者からの個人的なお金などを受け取るのは問題をこじらせてしまう可能性があります。

また、プロの技には劣りますが、友人や兄弟に依頼して、デジタルビデオをまわしておくのもいいでしょう。
すべてのシーンは撮影できないと思いますが、万が一のときに
「何も思い出がない…」

という自体は避けられます。
最近はデジタルビデオ自体も二万円前後で購入できますし、保険として用意しておく価値はあるかも?

<今日の一言>
式は新郎新婦のもの!協力しあってWチェック!

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この記事の著者

tamaライター・編集

ライター兼編集手伝い
2015年2月に、準備期間2ヶ月という超特急結婚式を終えたばかりの新人。
趣味はネトゲとTRPGとプリザーブドフラワー。
(写真は手作りのフラワーリングピロー)

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