思わぬ追加料金!見積もりは念入りに

思わぬ追加料金!見積もりは念入りに


理想の結婚式を行うには、費用はかかるもの。
でも、結婚式後の新生活のことも考えれば、できるだけ費用は抑えたいというのが本音だと思います。

そう、結婚式を行う2人にとって、最も重要な関心ごとと言っても過言ではないのが「費用」です。

しかし、担当プランナーさんの提示する「費用見積」から大きく値上がりした「最終費用」に驚かされる、という事例はかなり多いようです。

本日は、そんな体験談を新婦様の順子さん(仮)に投稿していただきました。


親からの援助を受けずに挙式したいと考えていた私たち。
豪華な式場よりも…と、会費制ですべての料金が込みになったプランがある会場を選びました。

会費の中には、挙式料、披露宴会場費用、設備費用、新郎新婦・親族控え室、介添え、ドレス(白とカラーの2点)と白無垢、着付け、ヘアセット、メイク、最低限のお料理プランの見積もり、フリードリンク、ウエディングケーキ、最低限の引き菓子の見積もり、その他諸々が含まれているというプランなので、シンプルで分かりやすく、新郎新婦持ち出し0円も可能なプランだったことが決め手でした。

『例えば引き菓子をちょっとだけランクアップしたい…なんていうときは、その差額分だけが負担になりますよ』

とプランナーさんがおっしゃっていたので、色々なことを検討して必要な部分だけグレードアップしようね、と彼と相談しました。

そして、悩んだ末に決めた、私たちのランクアップするポイントは「衣装」になりました。
実は私の地元では、一般的に披露宴は
白無垢でお出迎え→色打ち掛けで入場→白ドレスにお色直し→カラードレスにお色直し
という4着セットが割とスタンダードだったので、
「一生に一度の結婚式だし奮発しよう」
ということで、色打ち掛けを追加することにしました。

それとほんの少しのお料理と引き菓子のランクアップもお願いしました。
やはりゲストには感謝の気持ちをこめておいしいものを食べて頂きたいから…。

この時点で私たちの認識は、料理予算アップグレード料金×人数分、引き菓子の予算アップ分×人数分、色打ち掛けの追加費用だけ、というものでした。
実際、色打ち掛けを追加した際、プランナーさんからも
『この分の費用が追加になりますね』
と言われたので、当然それだけだと思っていました。
打ち合わせの度に最新版の見積もりを出してくれていましたが、そこも不審な点はありませんでした。

しかし、式の一週間前に、細かい所も反映させた確定版の見積もりが出た時、細かいアップ料金がポツポツあることに気づきました。
まずはプランに込みだと思っていた着付けとへアセットとメイクに謎のアップ料金が。

もしかしたら私が常識がなかっただけなのかもしれませんが、和装から洋装に変える(その逆も)時は、都度着付けとヘアメイクの料金が加算されるそうです。
なので、挙式でドレス→披露宴の和装でプランに含まれる1回、和装から洋装でプラン外で1回別料金がかかってしまいました。
これが私の分と旦那の分、あとは白無垢と色打ち掛けで髪型やヘアアクセを変えたので(というより、勝手に変えさせられたんですが・・・)その分も後から請求が上がってきました。

ひとつひとつはたいした料金ではありませんが、積もり積もって結局私たちの想定より20万以上高くなってしまいました。

さすがに式の一週間前にそんなこと言われても、式の進行を変えるわけにもいかず、そのまま見積もり通りの料金を支払いました。
最後にプランナーさんに
「あなたにとっては常識的なアップ料金かもしれませんが、ほとんどの新郎新婦は初めての結婚式、素人なんです。しつこいくらいに説明していただかないと、不親切ですよ!」
とビシっと言っておきました。

これから結婚式をお考えの方は、私たちのような失敗をすることなく、当日晴れやかな気持ちでお式を迎えていただきたいです!


順子さん、投稿ありがとうございました。

最初にも述べましたが、担当プランナーさんの提示する初期の見積と、後から提示される請求額の差に驚かされる方は少なくありません。

何故このようなことが起きるのでしょうか?
本日はそれを考えたいと思います。

一般的に、カップルが結婚を考え最初に結婚式場を見学した時、担当プランナーがついて、二人に
「お式はこうしたいっていうイメージはありますかー?」
なんて聞いてくれます。
カップルであーでもないこーでもないと希望を語っていると、いつのまにかその希望が全部入った(ように見える)見積もりが出来てきて、
「え!やりたいことを全部やってもこのくらいの値段なの…!?」
とびっくり&安心して、ついつい仮契約しちゃった…。

非常によくあるお話ですね。
でもちょっと待って!

その見積書、あなたのやりたいこと、ほんとうに全部入っていますか?

式場側が最初に提示する初期費用見積は、大体の出席者人数や料理のグレード、新郎新婦の希望を元に提示されますが、それはあくまで
「想定される最低限の費用」
です。
やはり式場側も、契約をとるためになるべく安い金額を提示しようとしているので、色々なものを省いた最低限の費用見積を出してきます。

どういうことかというと…例えば上記の順子さんの事例のように、
「引き出物の額が非常識レベルに低い」
「料理が少なすぎる」

など、見積もりの中ではわかり辛い部分が最低価格になっています。

なので、実際の費用は必ず初期の費用見積よりも上がると考えてください。

式場を申し込み、具体的に演出や会場の装飾などを打合せていくにつれて、最初の見積よりもどんどん料金は膨らんでいきます。

特に招待客の増加や、ドレスのランクアップ、お色直しの数の変更などは料金の変動幅が大きいです。
今回の順子さんのケースでは、主な問題は
「和装と洋装のヘアメイクの問題」
でしたが、腕のいいヘアメイクさんであれば、和装・洋装どちらでもいけるヘアセットを考えてくれて、大幅なセット代がかからないようにしてくれたりもします。
そういった提案が無かったというのも、会場への不信感が募る部分ですね。
参考リンク:locari.jp/posts/18208

他にも、当初の見積には細かな項目が含まれていないため、それらを追加していくたびに料金は増していきます。

例えば、最初の見積には「ブーケ」や「会場装花」といった項目は含まれていない場合が多いです。
「写真撮影」などでも、式の前に取る前撮り写真の撮影や親族だけの写真撮影等の細かい項目が含まれていなかったりします。

上記のような料金アップが積み重なり、結果的に、式の直前に提示される最終的な請求額は、初期の費用見積から大きく増額されたものとなりがちです。
増額幅も大きいので、トラブルの原因になるのも致し方ないですね。

ではこのようなトラブルを避けるためには、どのような注意をするべきでしょうか?

  1. 打ち合わせのたびに見積書を出し直してもらう
    これについては、ちゃんとしたプランナーさんであれば当然、打ち合わせをしてプランを具体化していくたびに新たな見積を提示してくれるものと思います。
    もし出してくれないようであれば、早めに契約を考えなおすべきでしょう。
  2. 見積書の項目一つ一つについて、内容を確認しプランナーとの認識の相違がないかを確認する
    山田さん(仮)の場合では、衣装の追加については見積書に反映されていたのに、それに伴う着付やヘアメイクの料金が反映されていなかったことが、想定の予算を大きく上回る原因となっていたようです。
    こういった認識の相違を避けるために、新たな見積書を貰う度に一つ一つの項目について、しつこいほど確認しておく必要があるでしょう。
    ただ、そのためには、確認すべきことが何かをよく予習しておく必要がありますが……。

しかし、注意に注意を重ねてもトラブルに遭遇することはあります。
今回の順子さんの体験談における担当プランナーさんは、率直に言って不誠実であると感じざるを得ません。
諸々の打ち合わせが終わった時点での見積から、何の変更もないのに最終見積もりとして20万円以上増額された見積書を提示するのは、フェアではないと思います。

順子さんは最後にしっかりクレームを伝えたとのことですが、このケースのようにあまりに不誠実な対応を受けた場合は、さらに消費者センター等へ相談することをおすすめします。
その時には、担当プランナーから渡された全ての見積書を添えて相談してください。

結婚式のようなお祝いごとについて、こういったクレームを出すと「お祝いごとに傷がつく」と躊躇してしまう気持ちもあるかと思います。
しかし、世の中にはそういった気持ちにつけこむ悪徳業者だっているかもしれません。
自分たちの後に結婚するカップル達のためにも、心を鬼にして適切な処置をとりましょう。

<本日の一言>
不誠実な業者に対しては、容赦は無用!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の著者

tamaライター・編集

ライター兼編集手伝い
2015年2月に、準備期間2ヶ月という超特急結婚式を終えたばかりの新人。
趣味はネトゲとTRPGとプリザーブドフラワー。
(写真は手作りのフラワーリングピロー)

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る