衝撃の事実!お見合い結婚の相手は、まさかの…

衝撃の事実!お見合い結婚の相手は、まさかの…

最近は少子高齢化の煽りもあり、一昔前までは敬遠されがちだった「お見合い」や「結婚相談所」による交際や結婚も、市民権を得てきました。
出会いの形がどうであれ、二人の気持ちが芽生えたなら、それはもう恋愛結婚と同じことかもしれません。

しかし、気持ちをはぐくむ過程で、相手にウソや隠し事があったなら…

今回の体験談は、そんな経験をした桃さん(仮名)からの投稿です。

「私と彼が出会ったのはお見合いでした。
といっても、最初はお見合いだなんて思ってなくて、両親が私に”紹介したい人がいる”と引き会わせてくれたんです。
実は両親は、恋愛に縁遠い私を心配して、私が知らない間に私のプロフィールを結婚相談所に登録していたそうなんです。
そんな事も知らず、軽い気持ちで彼との顔合わせとお食事に行きました。

彼に会った第一印象は
『とっても優しい笑顔だなあ…』
物腰も柔らかく好感が持てて、とても紳士的な方でした。

その後も何度かお会いして食事をしたり遊園地や水族館などに行き、自然な気持ちとして、だんだん彼に惹かれていくようになりました」

わあ…、なんだかとっても素敵な出会いじゃないですか!
結婚ありき、ではなくて、自然に人柄で惹かれる方と出会えるなんて、運命的ですね♪

「はい、当時の私もそう思ってました。
その後少しして、彼から「付き合ってほしい」と言われ結婚を前提に交際がスタートしました。
両親も大変喜んでくれて、私自身も『この人と結婚したい、この人が好きだ』という確信を持てて、とても幸せだったんです」

いいですね~♪
ここまで聞いてると、トラブルなんて何もなさそうに思えますけど…。

「でもそのころから、彼の行動に不可解なことがいくつか見えて来たんです」

不可解なこと…?

「まず彼は、全く性欲が無いようだったんです。
キスや、デート中の手繋ぎなんかはしますけど、ラブホテルに行くのはもちろん彼の家に行っても一緒に添い寝するだけ。
最初は
『大事にしてくれてるのかな?』
『結婚するまでそういうことはしないという考え方なのかな?』
なんて思ってましたけど…」

う、うーん。
確かに婚前の性交渉はしない、という人も、お見合いでは珍しくないと聞きますしね…。

「ええ…。でも結局、あまりにも求められないものだから、私の方が不安になってしまって…。
恥ずかしながら、私の方から誘ってみたんです」

おおっ、積極的!
でも結婚を決めるくらい好きな女性なんですから、さすがに誘われたら彼も…。

「それが、なんか全然、上の空の状態で…。
なんの反応も無くて、空回りしただけで終わってしまいました」

あらら…。
それは女性としてもちょっとショックですよね。

「はい…。でも、普通にデートをしてるときは、相変らずとっても優しくて、楽しくて…。
だから、プロポーズを受けた時も
『言葉がちょっと固いなあ…?』
不自然な感じは受けましたけど、それ以上疑うことも無く、戸惑いながらも嬉しくて。
もちろん、その場でプロポーズを受けました」

なるほど~。
そこから結婚式の準備が始まるわけですね。

「ええ、準備が始まってからは、式場の手配や、招待客に招待状を送ったり、とにかく忙しくて。
あっという間に結婚式まで約1ヶ月になりました。

そんなある日、私の家で式の準備について話し合ってるときに、彼がいきなり
『話がある』
と、思いつめた顔でかしこまって…」

お、おお…、一体何が…?

「いきなり彼が、土下座しそうな勢いで私に頭を下げて
『本当にゴメン!やはり君とは結婚できない』
と言い出すんです。もう、私の頭は真っ白です。
だって式まで一ヶ月を切ってるんですよ!」

なんと…!?
体の関係こそ無いながらも、仲良く順調に交際してきたのに、いきなりですか!?
当然、浮気の影とか無かったんですよね?

「もちろんです!
ショックで倒れそうになりましたが、なんとか気持ちをしっかり持って、彼に問いました。
私に何か至らぬ点があったのかと…。
すると彼から、衝撃の告白をされたんです…」

彼『実は僕…男性しか愛せない、同性愛者なんです』

えええええっ!?

「もう、驚きすぎて何も言えなくなって(笑)
それでもなんとか、彼に事情を聞きだしてみると、どうやら彼は強制的に親に結婚相談所に連れて行かれて、そこで私を紹介されたようなんです。
向こうの親御さんはは彼が同性愛者だということを知っていたんですが、彼の家は地元で有名な酒屋を経営しており、将来は息子に継いでほしいと考えていたそうです。
そのためには支える家族が必要だということと、商売の関係上、地元で変な噂を立てたくないという理由で、息子には普通に家庭を持ってもらいたいと…。
私が違和感を持ったプロポーズの言葉も、両親から言わされたんだそうです」

…(絶句)
なんか、彼の流され易さに怒りが沸くような、でも彼がかわいそうにも思えるような…。

「私もそういう気持ちになりました。
彼は泣きながら何度も謝ってきました、『結婚はできない、ごめん』って。

最初は確かに怒りもありましたけど、だんだん彼が可哀想になってきて…。
結局、直前のキャンセルは色々大変でしたけど、結婚は取りやめにしました

そうですね…、そうなりますよね…。
でも、彼を責めたくても、かわいそうになってできないし、桃さん、お辛かったんじゃあないですか?

「ええ、でも結婚を取りやめにしても、彼の人間性は私はとっても好きなんです
彼とは今でも、友達として付き合いがありますよ。
結局、酒屋は継がずに、同性のパートナーと二人暮らしをしているそうです。

そして私は、その後に出会った男性とお付き合いするに至り、めでたく結婚しました♪」

おお、おめでとうございます!
その彼とも友情として関係が続いてるんですね。
不謹慎かもしれませんけど、それはなんだかとっても素敵な結末にも思えますね♪

「はい。色々ショックなことがありましたけど、結果的に二人とも幸せになった今では、思い出話にできるようになりました♪」


 

<今日のケーススタディ>

桃さん、お疲れさまでした。
桃さんの優しさと心の広さが、彼を救ってあげられたからこそ、今も友情が持続してるんでしょうね♪

さて、都市部では最近は同性愛もある程度認知され、市民権を得ており、昔ほどは偽装結婚に迫られるパターンは見受けられません。
ただ、横のつながりを重視する郊外や、このケースの彼のようにご実家の跡継ぎ問題などで、同性愛者であることを隠して婚活に望むパターンは、少ないですが存在するようです

かと言って、セックスや性的嗜好の問題は非常にデリケート。
桃さんのケースのように、肉体を求めてこないからと言って、強く問い詰めることも難しいはずです。

また、同性愛、お見合い、相談所だけに限った話ではなく、恋愛結婚であっても、結婚前に重大な隠し事を持ったまま結婚になだれ込んでしまうことも、トラブルケースとしてはよくあります(借金や、二股交際など)。

せっかくの幸せな結婚準備期間です、多少の疑問や疑念に気づいても
「いまさらこのくらいのことで水を差したくないし…」
と見て見ぬふりをした結果、あとあと問題がこじれ、最悪、短期間離婚に至ることもありえます

昔はこう言ったことを防ぐため、お見合いなどでの結婚前には、相手の身辺調査を行う専門の興信所なども活躍したそうですが、そこまではしたくないですよね…。

では、どのようにすれば事前に少しでも、相手の本当の姿を知ることができるでしょうか。

確実かつ、安全な方法としては、
”彼の友人たちの集まりに頻繁に同席するように努めること”
だと思います。

彼の身内の集まりだから、自分にとってはアウェイでは?
彼に秘密があったとしても、全員でグルになって自分を騙すのでは?

確かにそういうことも有り得ます。
でも、気の置けない仲間とわいわいとしているときだからことこぼれる彼の本音や、彼の友達がうっかり漏らしてくれる彼の失敗談などから何かを察することは出来るはずですし、もしかしたら彼がそういう重大な秘密を抱えたまま結婚に望もうとしていることを知ったご友人が、あなたに注意を喚起してくれることもあるかもしれません。

楽しいデートの時間の中の彼、だけではなく、自分以外の人間と彼の関係性を知ることが、知らない部分を知る、唯一の手がかりになるはずです。

そして今回のケースで悲しい思いをしたはずの桃さんが、結果的に幸せになり、元婚約者の彼も幸せになれたのは、
何がなんでも結婚する!いまさら引き返せない!
と意固地にならず、お互いが相手を思いやり、
「騙したまま結婚できない!」「苦しい結婚をさせたくない」
と、勇気ある撤退を出来たことが、一番の理由なのではないでしょうか。

<今日のひとこと>
結婚はすべてのゴールではなく
二人が幸せになるためのたくさんの道のひとつに、結婚もあるだけ

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この記事の著者

tamaライター・編集

ライター兼編集手伝い
2015年2月に、準備期間2ヶ月という超特急結婚式を終えたばかりの新人。
趣味はネトゲとTRPGとプリザーブドフラワー。
(写真は手作りのフラワーリングピロー)

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