新婦の両親が来ない!?大荒れの結婚式当日

新婦の両親が来ない!?大荒れの結婚式当日

どんなに細心の注意を払って気をつけても、どうしようもないのが気象、つまりお天気です。
お天気にまつわるトラブルは当サイトに寄せられる体験談の中でも良くみられます。

クチコミサイトや結婚情報誌を見て、どんなに予習しても、お天道様だけは、どうしようもありませんからね…。

今回の体験談の投稿者、由佳さん(仮名)も、そんなお天気トラブルの結婚式に列席した際の思い出を語ってくれました。

「私が就職するまで暮らしていた北海道にいる幼なじみが、11月に結婚することになりました。
お式は私達の実家のある北海道であげることになり、私達も祝福ムード。
遠方に散り散りになった友達同士で、
『ひさしぶりに帰省できるね』『みんなで前日から遊ぼう!』
と、わいわいと計画していました」

おお!ご友人一同は前日から帰省されたんですか!
確かに、結婚式というのはひさしぶりの友人に会えるきっかけにもなりますよね~。

「そうなんですよ~!それに私達の地元は、あまり交通の便が良くなくて…。
なんとなく、”帰省するときは余裕を持って”っていうスタイルが、暗黙の了解っていうか、染み付いた習慣だったんです。
でも、それがまさか、あんなことになるなんて…」

え、どういうことですか?早く帰ったのがマズかった、とか…?

「いえ、そうじゃないんです。
結婚式当日、お式は夕方からだったんですけど、私達は『暗黙の了解』があるおかげで、早めに会場にも着いて、おしゃべりをしてたんです。
でも、そのうち会場の雰囲気が慌しいことに気がついて…。
よくよく聞いてみたら、
『本州に住んでいる新婦のご両親と親族がまだ到着していない』
って、騒ぎになってたんです!」

ええっ!?新婦のご両親…!?バージンロードとか、入場とか、居ないとマズいですよね、それ…。

「そうなんですよ~。
ずっと地元に住んでいた私達と違って、本州の便利な交通網に慣れている新婦とその親族には、私達には当たり前の
“帰省は余裕を持って前日から”
という暗黙の了解が伝わってなくて、当日朝に空港に到着するスケジュールにしてたそうなんです」

なるほど~…。
でも、いくら交通の便が悪いとは言え、空港に朝到着してるならば、夕方には間に合うのでは?

「それも本州の方に伝えるべきだったんですが…。
北海道って、早い場所では10月から雪が降るんですよね~…」

…ああっ!なるほど!まさか、その日も…?

「はい…。空港でレンタカーを借りて、それから高速道路で会場に向かう予定だったそうなんですが、天気が荒れていて、雪が降ってたんです。
悪天候で飛行機も遅れ、そればかりか、高速道路もところにより通行止め。
空港からは、普通に高速道路を走っても3時間近くかかる距離です。
しかも車を運転するお父様は、雪道の運転経験があまり無いらしい…って言うんです!
『もうすぐ始まるのに、間に合うの?』
『でも慣れない雪道を急がせて、万が一何かあったら…』
と、みんな気が気じゃなくて…」

それは、新婦様も不安だったでしょうね…。

「ええ…。新郎新婦は準備万端だったのですが、さすがにご両親がいなくては、式は始められませんよね。
結局、なんとか無事に到着されて、式は1時間近く遅れて始まりましたが、新郎新婦の待っている間の不安そうな表情…
さぞかし気をもんだことだろうと思いましたよ」

そうですね…、でも無事にお式が執り行われたということですから、良かったですね~。

「ええ。天候ばかりはどうにもならないので、余裕を持って動くしかありませんね」


<今回のケーススタディ>

天候や天災などは、どんなに注意してもどうしようもないトラブルの代表としてあげられます。

確かに由佳さんの仰る通り、「遠隔地での挙式の際は余裕を持って動く」は大原則です。

しかし頭では分かっていても、日程が迫ってきていたりするとついつい余裕をなくしてしまい、ギリギリまで予定がズレ込むことも珍しくありません。

それでは、具体的にどのようにすればトラブルを回避できたのか、考えてみましょう。

  1. 遠隔地への列席者は、できるだけ前日に来てもらうようお願いする。
    「お足代」というのは通常、新郎新婦でご用意しますから、宿泊者が増えると当然、その分の金額が負担になります
    今回の挙式のように夕方開催にすれば、「当日朝でも間に合う」=「宿泊費分が節約できる!」と考えられますが、おすすめできません。
    宿泊者分の出費が多少増えてしまっても、当日列席者がそろわず、式が開始できないリスクに比べたら、決して高くないのではないでしょうか?
    また、出費増があまりにも多いなら、今一度「遠方からご招待するべき人」「そもそも開催地はここでいいのか」を再考してみることもできます。
    最近は遠距離結婚の場合、縁もゆかりもなくても、「両家のちょうど真ん中の地域」での挙式を選ぶカップルも多いようですよ。
  2. 親族を最寄の交通機関まで迎えに行く
    今回のケースでは、新婦のお父様は「ご自分で運転して会場に行く」を選択されたとのこと。
    しかし決して雪道ではなくても、慣れない土地をレンタカーで3時間運転するというのは、実は相当に神経をすり減らすもの。例えご本人が「自分は運転が好きだから!」と仰ったとしても、式に臨む前のご親族にさせるべきではありません。
    最善策は
    「式場から迎えのマイクロバスを手配してもらうこと」
    ですが、予算の問題等で厳しいのであれば、
    「地元に居る友人や親類に迎えを頼む」
    という手があります。
    地元の抜け道や天候による時間の目測など、トラブルを最小限に抑えることが出来るでしょう。
    心苦しいとは思いますが、「お心付け」としてガソリン代と手間賃程度をお返しすれば、晴れの日のことですから、ご協力を快諾してくれるのではないでしょうか?

<今日のひとこと>

「遠方からのプロドライバーより、地元のペーパードライバー」

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この記事の著者

tamaライター・編集

ライター兼編集手伝い
2015年2月に、準備期間2ヶ月という超特急結婚式を終えたばかりの新人。
趣味はネトゲとTRPGとプリザーブドフラワー。
(写真は手作りのフラワーリングピロー)

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