披露宴会場で突然始まった「誰も止められないコンサート」

yoppa

中学時代から仲が良かった友人の結婚式での事です。

友人の実家は家業を営んでいて、本人も専門学校に行って資格をとり実家のお手伝いをしていました。新郎自身も同業者の方で、2人はその職種のイベントで出会ったそうです。とってもお似合いの2人は、幸せそうです。

地元では有名な神社で和やかに結婚式を終え、披露宴会場になっているレストランへ移動しました。2人ともに同業者ということで、その組合の偉い方や関係者が多数ゲストでおられました。披露宴がスタートして、挨拶や乾杯があった後のことです。

この2人が加入している組合のとても偉い方から祝辞がありました。そして、その方の18番だという演歌を熱唱されることになり、私達も拍手で聞いていました。その方は、もう既にお酒に酔っていてベロベロで、何を言っているのかもわかりません。

紋付袴を着用し、披露宴会場を練り歩きながらやっと一曲歌い終わったと思ったら、また1曲が始まりました。どうやら、最初から3曲ほど歌う予定だったそうです。大音響だったので久々に会った友人ともトークができず、拍手しながら熱唱されるのを聞いていました。そして3曲が終了しました。やっと終わったと思っていたら、今度はアカペラで大熱唱がスタートしてしまったのです。誰か止めてくれぇ!と思っていたのですが、周囲はその組合のメンバーばかりで、誰もその方を止められません。本当に偉い方のようです。

結局、その披露宴のほとんどの時間がその偉い方のコンサート状態で終了しました。こんなに疲れた披露宴は初めてでした。新郎新婦の2人も、とっても申し訳なさそうに私達を見送ってくれました。今後のしがらみなんかを考えると、誰も止められなかったようです。

酒癖の悪い偉い方をゲストで呼ぶ場合は注意が必要ですね。その方の奥様とかも同席してもらっていれば止められたかもしれません。一生に一回の披露宴が他人のコンサートになってしまって本当に気の毒な新郎新婦でした。

aoaoさま

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この記事の著者

RYUJI管理人

名前:RYUJI
1973年1月生まれ。やぎ座のA型。ヘビースモーカー。2002年に結婚→2009年に離婚。バツイチ。
結婚記念日と離婚届提出日が同じという奇跡を経験。映画とドキュメンタリーをこよなく愛す。

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